どーも。しみたくです。
青春18きっぷ日本縦断旅の記録のPart5ということで、いよいよ北海道編です。
長い旅も終わりが見えてきました…
8月31日 9日目 青森〜奥津軽いまべつ〜木古内〜五稜郭〜長万部〜苫小牧〜札幌
旅は9日目、この日のビジホは朝食付き♡

りんごジュースも飲み放題で、朝からテンションが上がります!
青森駅〜奥津軽いまべつ駅 本州の果てに新幹線駅
18きっぷ旅としては8日目、青森駅からさらに北の奥津軽いまべつ駅を目指します。




津軽線8:14青森発の電車で、真っ白な海沿いを進むこと30分。


蟹田駅までやってきました!



なんかカニの駅長がいたみたいですね…可愛い。
ここから北の区間は、2022年の大雨から運休となっていて代行バスに乗ります。
代行バスは時間帯によっては予約確認が必要で、前日ギリギリに滑り込みで予約。
青春18きっぷで追加料金無しで乗ることができ、この時の乗客は3人だけでした。


雨足がかなり強まってきましたが、ぐんぐん山の中を進むこと30分、奥津軽いまべつ駅に到着です!



新幹線が止まるとは思えない山の中にポツンと佇む、新しくてキレイな駅でした。
奥津軽いまべつ駅〜木古内駅 新幹線 青函トンネル 北海道
いよいよ北海道に向けて、新幹線に乗ります!


青春18きっぷ縛りはどうした?と突っ込まれそうですが、現在本州〜北海道を鉄道で渡ろうと思うと、新幹線を利用するしか方法がありません。
そのため18きっぱーのための救済措置として、北海道新幹線オプション券というものが用意されています。
2490円の追加料金を支払って購入することで、奥津軽いまべつ駅〜五稜郭駅の区間が利用可能に。
制約が多く接続も悪かったり、なかなか使いづらい券ではあるのですが、入念に下調べをしてここまでやって来ました。


というわけで今回はこちらのオプション券を利用し、新幹線で北海道へと向かいます。
山々の間を抜け、青函トンネルに突入!
携帯の電波が届くことに驚きつつ、トンネルを抜けるとそこは…
本州と何も変わらぬ山々が広がります笑
しかしここは北海道。
長い旅時の果て、ついに念願の北海道にやってきたのです!!
北海道は、高校の修学旅行以来の2度目ですが、電車での長い旅を経て辿り着いたということで感慨深い。
しかし広大な北の大地、まだまだ最北端までは長い道のりです。
というわけで新幹線であっという間、北海道最南端駅の木古内駅へと到着しました。
木古内駅〜五稜郭駅〜長万部駅 駅名が いちいち読めない 北海道
実感0ですが、北海道上陸!木古内(きこない)駅です。




気持ち、気温も涼しいような気がします。
図らずもまた最南端駅にきてしまったようで…


道の駅の美味しそうな食べ物のラインナップで北海道を感じつつ、まだお腹いっぱいなので結局スルー。
ここからはオプション券で乗車できる道南いさりび鉄道で、五稜郭(ごりょうかく)というところまで行きます。



空はまだ曇っていましたが、うっすらと函館山が見えたので天気は良いみたいです笑


というわけで五稜郭駅、飲み物で積極的に北海道を感じにいきます!


今年のコナン映画の舞台が、この辺なんですね!コラボキャンペーン的なものをやっていました。
というわけで、ここからまた18きっぷを利用して次は、長万部(おしゃまんべ)駅を目指します。

北海道らしい広大な景色を楽しみながら、北へと進みます。


広大な土地があるゆえ、建物が低く間隔が空いていて、余計に広々とした印象を受けます。
長万部駅へは2時間ほどで到着です。




サクッと海までお散歩しました。


晴れました!空が広い!田舎ですねぇ…
田舎なんですけど観光客はいっぱいで、さすが北海道と行った感じでした。
長万部駅〜苫小牧駅〜札幌駅 どこまでも 続いてゆくのか? 北海道
長万部からは室蘭本線を経由して、札幌へ向かいます。
この辺からは人が多かったので、あまり写真が撮れてません…
途中通った小幌駅は、秘境駅として有名らしいです(今調べて知った)。





東室蘭、苫小牧、南千歳で乗り換えて、20時前に札幌へ到着しました〜
お土産物屋さんでパンと牛乳、デザートのアイスを購入してホテルへ。


晩ご飯は苫小牧で購入した、ギュギュッと御前弁当!美味かった!!
翌日は朝早いので、そのままシャワーを浴びて就寝。
寝坊せず、予定通りに進めば、いよいよゴールの稚内に到着予定です!


9月1日 10日目 札幌〜旭川〜名寄〜稚内
9月の北海道です。
警戒してウルトラライトダウンも持ってきましたが、朝から半袖で十分でした笑
札幌駅〜旭川駅 住みたい街ランキングが更新!

札幌6:00発、函館本線で旭川へ。
ここの区間も人が多かったので、写真無しです…
電車に揺られて2時間51分、9時前に旭川駅へ到着。



ここで3時間半の乗り換え待ちが発生するため、がっつり周辺を散策します!
18きっぷでは特急列車に乗車できないため、北海道は相性が悪いですね…
しかしノーマークだった、旭川という素晴らしい街に出会えたのも、この旅ならではでした!
この日は快晴だったのもあって景色全てが美しい…





まず駅自体がとてもキレイで、周辺も花や緑が整備されていて、何とも住み心地の良さそうな街並みです。
そのまま少し距離はあったのですが、神楽岡公園という公園へ。



森でした笑
森林浴で心が浄化されました。
そして突然前を横切ったのはなんとリス!

This is 北海道!人と自然の調和。なんと素晴らしいのでしょうか?
これで駅の反対サイドにはイオンモールがあって、生活に何も不自由しないんですよ。
個人的な住みたい街ランキングに大革命が起き、旭川は堂々の1位にランクインしました笑
今までどこが1位とかは無かったんですけどね…いつか住みます。
今回は行けなかった、旭山動物園にも行きたいですしね!
そんな感じで散策の後は、イオンモールのフードコートで昼食を取ってゆっくり休憩。



旭川駅〜名寄駅 ラストスパートに備える
旭川駅からは、いよいよ稚内へと続く宗谷本線に乗車します。

1時間半かけて名寄駅へ、ここでも1時間ほどの乗り換え待ちがあります。


ちょっと歩けば博物館などもある公園があったみたいなのですが、旭川ではしゃぎすぎたので、待合所でゆっくりすることにします。
そしていよいよ稚内へ、最後の4時間54分の電車旅が始まります。
名寄駅〜稚内駅 日本最北端、稚内駅!最果ての地で流す涙
名寄駅から稚内駅まで、残り電車1本で到着なのですが、所要時間は4時間54分!
まさに最後の関門とも言うべきラストスパートです。
北海道らしい雄大な景色が広がる中を、北へ北へと進みます。
1時間ほど経ってウトウトしかかっていた頃、なぜか他の乗客がみんなして電車を降りていきます。
場所は音威子府(おといねっぷ)駅、何事かと思って調べてみると、停車時間が1時間ほどある模様。




せっかくなので下車して写真をパシャリ。木造のキレイな駅舎でした。
1時間後、気を取り直してラストスパート!

夕日が北海道の大地に沈んでいくのを見送ると、周りに明かりは無く、闇の中を進んでいるようでした。
そしてついに待望の瞬間が、闇の中から光が差し込むとそこは…
日本最北端駅、稚内駅です!



ついに青春18きっぷで、日本縦断達成です!
滋賀を出発して10日、最南端の枕崎、西大山駅からは8日間かけて遂に辿り着きました。
本当にゴールが近づくにつれ、胸が高鳴っていくのが分かり、辿り着いた瞬間は感極まって少し泣きそうに…





ものすごいハイテンションで、最北端駅の表示やら、看板やらを連写します笑
最南端駅の枕崎や、西大山の文字があるのも嬉しいですね。
稚内駅は新しくてキレイな駅で、駅の前にはアローラロコンと、キュウコンのポケふたもありました。



セイコーマートでお弁当を買って、本日の宿のゲストハウスへ。
バイク乗りらしきおじさんたちが、みんなでワイワイしていて、コミュ障陰キャの私は、とても肩身の狭い思いでドミトリーのベッドに篭りましたとさ。(完)
…終わりません笑
毎日10時間以上電車に揺られ続け、1日も休むことなく旅を続けてきました。
そしてたどり着いたゴールの稚内駅ですので、少し最後に思いを…
感じたのは、日本という国の大きさ、素晴らしさだったり、こうして行動すれば端から端まで行けてしまう事。
たくさんの人々がいろいろな街で、それぞれ生活を送っているんだな〜とか、1人旅というのもあっていろいろな事に思い巡らせる日々でした。

いや、マジで旅は人生やわ!
そんな真理?に辿り着いたようで、結局は日本を縦断したところで何も変わらないし、何も分からないんだ、ということに気づいた旅でした。
この日はいろいろな思いを噛み締めながら、外の陽キャたちに絡まれたくないと怯えながら、胸いっぱい複雑な思いで眠りにつきました。
そんな感じで、遂に旅の目標である青春18きっぷで日本縦断達成です!


ここまでかなりの長文をお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
しかしここからまだ2日間かけて、滋賀まで帰るという内容で最終回が続きます。
せっかくここまで読んでくださったのでしたら、あと1本どうぞ最後まで読んでいってくださいね↓

