どーも。しみたくです。
Xでは実況ポストをしていたのですが、このたび青春18きっぷを使って、枕崎〜稚内の日本縦断旅へと行って参りました!
せっかくなので今回から6回に分けて、旅の記録をブログ記事としてまとめていこうと思います。
言ってしまうと、自分で見返すためのただの日記なのですが、キレイな写真もたくさん撮れたので、一緒に旅行した気分になってもらえたら嬉しいです!
きっかけ
今回このような旅に出ようと思ったのは、この8月で30歳という節目を迎えたのが大きく、今一度自分自身と向き合う時間が欲しいと感じたことがきっかけです。
…と、たいそうなことを言いましたが、青春18きっぷでの無謀旅はずっとやりたいと思っていて、仕事を辞めて時間があったので実行に移しました!
計画
旅の前に計画していたことはただ1つ、青春18きっぷで最南端駅〜最北端駅へと日本縦断することのみです!
できるだけ気の向くままに旅がしたいと思っていたので、本当に旅の計画はざっくりで、路線図を見て行ったことのない場所に多く行けたらいいな…くらいのノリでスタート。
行程も宿も全部、当日の移動中にスマホで検索、予約しました。
経路検索はジョルダン(時刻表アプリ)、宿探しは駅から近いところを探すためにGoogleMapを主に使いました。
準備
特に鉄道好きという訳ではないので、一応ガイドブック的なものを購入しましたが、見ていてテンションが上がっただけで、結局調べ物は全てスマホで完結した印象。

他の準備としてはリュックがボロボロだったので新調したのと、途中で使い勝手のいいサブのバッグが欲しくなったので、宮崎のドンキで購入しました。

必要なものがあれば現地調達しようと思っていましたが、お金、着替え、スマホ、モバイルバッテリー以外に必要なものって無いものですね…それ以外は荷物になっただけでした。
8月23日 1日目 滋賀〜大阪〜フェリーで九州、新門司港へ
というわけで出発日は8月23日、いよいよ旅のスタートです!
滋賀〜大阪南港フェリーターミナルへ
初日はまず滋賀の自宅から大阪南港のフェリーターミナルへ。
夜行フェリーに乗って九州を目指していきます。
最初は滋賀から九州へも電車で目指す予定だったのですが、ガイドブック読んでたらフェリー使うのもアリよ!って書いてまして…

フェリー乗ってみたい!!!
気の赴くままに、名門大洋フェリーを予約。
大阪南港17:00発→新門司港5:30着で、お値段8000円です!
滋賀〜大阪では18きっぷの元は取れないので、普通に運賃を払って大阪南港へ向かいました。


初の夜行フェリーはまるでホテル!
今回は初めての夜行フェリーに乗船で、話には聞いていましたが本当に海に浮かぶホテルですね。
自分はカプセルホテルのような感じの部屋でしたが、豪華な客室に、レストラン、お風呂、売店にゲームコーナーまで…
何も不自由することが無い、ただのホテルでした。






揺れもほとんど無く船酔いの心配もありませんでしたし、快適に寝泊まりしていたら、目的地に到着していたと言った感じです。
ただ携帯の電波が届かない場所が多く、船内のWiFiにも上手く繋がらなかった点は不便だったかもしれません。
とはいえせっかくの非日常だったので、スマホに囚われず過ごせたのは逆に良かったです!


船上でのバイキング
1800円と少しお高かったのですが、夕食はバイキングへ!
この日は朝イチにパンを1個しか食べておらず、万全のコンディションです。




普通にホテル並みの充実のラインナップに、九州の名物などもあって美味しかったです。
海を眺めながらのとても贅沢な時間でした。
ちなみに船内は食べ物の持ち込みオッケーでレンジ、お湯、椅子、机があり、売店やカップ麺の自販機なども完備。
持ち込みのご飯を食べてる人もけっこういました。
夕日と明石海峡大橋
夕食後デッキに出ると丁度、明石海峡大橋をくぐるタイミングでした。











こんな大きな建造物を作る人間スゲー!!
快晴の空の夕日も相まって、なんだかとても荘厳な景色でした。
隣にいたおじいちゃんは沈む太陽を拝んでいたのですが、本当に拝みたくなるような美しい景色で、自分も感慨深い気持ちになりました。






星空と夜景と黄昏の夜、瀬戸大橋
お風呂に入ったり、カプセルルームで旅の計画を立てたりした後に、もう1度夜のデッキへ。
真っ暗な海の上なので、街の灯りや月、星がよく見えてとても綺麗でした。
非日常感も相まって、これからの旅や人生に思いを馳せつつ1時間くらい黄昏ていました笑
この時は完全に自分に酔ってましたけれど、今思い返してもいい時間だったなと思います。
瀬戸大橋をくぐった後、橋の上に月の浮かぶ景色が本当に幻想的だったのですが、スマホが古くナイトモードが無いため、写真で上手く伝わらないのが残念。




最後にもう1つ来島海峡大橋という橋も通過したのですが、こちらは夜中だったため見るのは断念。
翌日は4:30起きなので早めに就寝しました。
8月24日 2日目 門司〜別府〜大分〜佐伯〜延岡〜宮崎〜都城
というわけで2日目、ようやく本編の青春18きっぷ旅のスタートです!
新門司港〜門司駅 いざ九州上陸!南下して大分方面へ
4:30の船内アナウンスで起床し、夕食に+200円で付けたられた朝食バイキングでしたが、朝早すぎてあまり食べられず…
5:30の定刻通りに新門司港に到着。日の出とともに下船し、シャトルバスで門司駅まで行きます。


九州は物心つく前にハウステンボスに、行ったらしいのですが、記憶に無いので実質初上陸!!
初めて降り立つ地にワクワクが止まりません。




そしていよいよ旅の本題である、青春18きっぷ旅のスタートです!
まずは最南端駅を目指し、日豊本線で大分方面へ南下していきます。
初めて降り立つ土地でしたが、車窓の景色はどこか滋賀の田んぼが続く景色と似ていました笑
門司駅〜別府駅 大分といえば別府温泉!
門司駅から2時間半ほど電車に揺られ、最初の途中下車駅は大分県の別府駅です!






この時はもうMAXテンション、スキップしながら街を散策しました!笑
そして別府と聞けば、もちろん温泉が浮かびますよね?
乗車中調べたところ、駅前で朝からサクッと温泉に入れそうな場所がありましたのでそちらへ。


駅前高等温泉という所で、レトロな外観が目立っていました。
料金は250円。あつ湯か、ぬる湯を選んで入るシステムで、もちろんビビりはぬる湯に行きました。
中のお風呂もレトロな感じで、ぬる湯でしたがやっぱりぬるくない!笑
朝イチなのもあって、貸切でのびのびと入ることができました。
お風呂上がりは、コンビニで買った九州っぽいアイスを食べながらぶらぶらと。






別府タワーを横目に海まで歩きました。








別府駅〜大分駅〜佐伯駅 壮大になっていく風景
別府駅から電車で15分ほど、大分駅でも途中下車して、駅周辺を散策しました。






カボスが有名なんですね笑
ポケモン好きなので、ポケモンセンター出張所に行ってみましたが、行列してたので電車の時間に間に合わないと判断してUターン。


大分駅からさらに南へ、佐伯駅を目指して進んで行くと、景色がどんどん壮大になっていきました。






この日も晴天だったので、車窓の海、山が絶景です。
佐伯駅〜延岡駅 普通電車の終電は朝6時!?


佐伯駅に到着したら、特急券を購入しにいきます。
初日から青春18きっぷ縛りを破っていくわけなのですが、ここだけは許してください…
何を隠そう佐伯駅〜延岡駅の普通列車は6:18の1本のみ。
夜ではありません。朝のです。これが終電です笑
青春18きっぱー界では有名な難所らしく、大分〜宮崎県の県境にある宗太郎峠にちなんで「宗太郎越え」と呼ばれています。
18きっぷ縛りガチ勢の方は佐伯で宿泊して、この6:18の終電に乗るらしいのですが、特急料金2130円を支払えば回避可能ということで、この区間は特急ワープを使用していきます!




1時間ほどで延岡駅へ到着。ここはもう宮崎県です。どげんかせんといかん!!笑
延岡駅〜宮崎駅 南国でチキン南蛮
延岡駅のお土産物屋さんで、とても宮崎を感じるお茶を購入。
気を取り直して18きっぷ旅を再開し、さらに南へと進みます。




1時間半ほどかけて宮崎駅に到着しました!
地方都市の中に、南国情緒が漂っていてとてもいい雰囲気の街並みです。




ここでは何かご当地のものを食べようと検索していたところ、チキン南蛮発祥のお店があるとのことで、おぐら本店というお店へ!
路地裏のレトロな洋食屋さんという感じで雰囲気抜群。
ボリューム満点のチキンに、濃厚なタルタルソースがたっぷりで、お腹いっぱい大満足でした!




食後は少し周辺を散策。
閉館時間を過ぎていましたが、駅近くの公園には科学館があり、実物大のロケットがありました。






お土産物屋さんには、色々と南国の美味しそうな食べものが並んでおりましたが、一番安上がりに味わえるマンゴースコールを選択しました笑


宮崎駅〜都城駅 本日のゴール駅へ
最後に1時間ほど西へと進み、本日のゴール駅の都城駅に到着!
移動中に予約したカプセルホテルに泊まることにします。
都城は(みやこのじょう)って読むんですって。




19:30ごろに到着しましたが、朝4:30起きでハイテンションに観光しまくったためかなりヘトヘトで、シャワー浴びたら即爆睡でした。
翌日は最初の目標である最南端駅、鹿児島県の枕崎駅、西大山駅を目指していきます。
かなりの文量になってしまったため、こちらでPart1は終了。Part2へと続きます!
というわけで、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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