どーも。しみたくです。
初のミニアルバムである「なないろ」をリリースしてからちょっと時間が経ってしまい、3rdシングルも好評リリース中なのですが…
今回は「なないろ」のライナーノーツ企画やっていきます!
今作について
今回のアルバム収録曲の7曲は全て、恒例のハタチ前後に作ったストック曲たちです。
そういうわけで素朴なJ-POP的な曲が多くなっており、時代的に合っていないとは思ったのですが、まぁこれが自分の音楽的原点なので、当時の構想のままにアレンジ、リリースしました。
コンセプト
そもそものコンセプトは「人に聴かせられるようなJ-POP」というところから始まりました。
というのも当時はめちゃくちゃ心を病んでおりまして、作っていた曲もドン底のように暗い曲ばかりで、多分人に聞かせたら心配されてしまうようなものでした。
なのでとりあえず1枚、人に聴かせられるようなアルバムを作ろうと思って作り始めたのが「なないろ」というアルバムになりました。
全曲解説
という訳でここからは1曲ずつ深掘りしていきます。
虹のメロディ KeyE
1曲目「虹のメロディ」はアルバムのメインになるような曲を…と思い作った曲。こちらでもちょっと語ってます↓

思い返すと歌詞は、臆病な自分に発破をかけるようなつもりで書いたような気がします。
アルバム収録にあたってボーカルを録り直して、最後の終わり方を変えてみました。
この程度の変更ではAlbum Ver.と表記したくないのは個人的こだわりです。
今聴き返してみても疾走感があって、アルバム1曲目として、なかなかいい出来になったのではないか?と自画自賛してます!
予報はずれ KeyF
2曲目の「予報外れ」は、虹のメロディに続いて、もう1曲アルバムコンセプトを踏襲したポップな曲を…と思い作りました。
後述する理由でKeyF縛りで作ったところ、高くて歌うのがかなりしんどい曲に。
10年前に作った曲ですが、サビ最後の決めの部分の歌詞が定まっておらず、この10年間歌入れするギリギリまでずっと悩んでいたような気がします。
アレンジは気負わず、シンプルなバンド編成にハーモニカ入れてみたり、落ちサビでアコギだけになる感じとか、だいぶゆずっぽい感じになりましたね。
You KeyG
3曲目「You」は、大学生の時ローソンでアルバイトしていて、そのレジ打ち中に思いついた歌です。なぜかその情景を鮮明に覚えています笑
この曲も10年前には完成していたのですが、タイトルだけは決まっておらず、この10年間リリースするギリギリまでずっと悩んでいたような気がします。
「なないろ」というアルバムなので、いろんな色の曲を作りたいと思い、アレンジも敢えて楽器を制限したり色々工夫して作りました。
梅雨の晴れ間 KeyA
4曲目「梅雨の晴れ間」は6/8拍子で、ブラスのファンファーレ的なものが欲しいなと思って作り、そこから広げていった曲です。
明るい曲調とタイトルに対して、うんざりしてるような歌詞の対比が面白いのではないかな?と思って、こういう歌詞を書いてみました。
短かく終わってしまう曲だったので、間奏〜落ちサビを後付け。
ブラスアレンジは初めてで、結局何が正解か分からないままに、完成まで持っていってしまった印象はありますが、まぁなんとか形になっているとは思います。
先の知れた結末 KeyBm
5曲目の「先の知れた結末」は、シンプルなエレキギターのリフから膨らませていって作った曲です。
ポップなアルバムですが1曲くらいはダークな曲が欲しいと思い、マイナーキーの邦ロックを意識して制作。
歌詞は時の流れの非情さ、世の中の理不尽さみたいなものを、自分の普段考えてることそのままに描きました。
大サビへの持っていき方が結構気に入ってて、最後はパイプオルガンの音色を入れて荘厳さを出してみたり、キーが低くて歌いやすかったり、個人的なお気に入りかもしれないです笑
みち KeyC→C#
6曲目「みち」は、古き良きJ-POP的なミディアムバラードを作りたいと思って作りました。
あんまりこの曲を作った時の記憶が無いのですが、なかなか前向きでJ-POP的な歌詞が書けているのではないかと…
アレンジは、素朴だけど分厚くしっかりとさせたくて試行錯誤した結果、アコーディオンと、サビのコーラスワークに辿り着きました。
コーラス入れるとめっちゃ広がり出ますね!いい感じにメリハリがつきました。
大サビへの転調の流れはお気に入りです。
雨上がり KeyD→E
ラスト7曲目「雨上がり」はアルバムを締めくくるために作った曲です。
前半の歌詞については明確に歌の対象があるのですが、何について歌っているのかはヒミツです笑
後半はもう虹のメロディと同じノリで、J-POPらしく夢と希望について力強く歌いきりました。
後半の転調後は壮大に最後を締めくくりたい、エレキでギターソロ暴れ回りたいというイメージだけはあったのですが表現するのはなかなか大変でした。
とにかく楽器モリモリで、合唱パートは18トラック重ねて、ギターはとにかくエモく色々と頑張った結果、本当にイメージ通りの仕上がりになり完成した時は泣きました。
なないろのKey縛り
わざわざ見出しに曲のキーを書いておいたんですけれど、実はこれを見返していただくと分かる通り
E→F→G→A→Bm→C(後半C#)→D(後半E)
…と曲のキーが、Cメジャースケールの音をEから1音ずつ上がっていく様に曲を作っていました!
メジャースケールが7音っていうのと、虹の七色をかけた仕掛けを仕込ませていたことを、誰かに気づいてもらえたら嬉しかったのですが、自分から明かしていくスタイルです笑
アートワーク

そして最後にアートワークについて、今回のジャケットの絵は美大卒のお友達にお願いして描いていただきました。
色のグラデーションが素晴らしい…
素敵な作品をありがとうございました!また今後の作品でもお願いするかもしれないです。
最後に
…という訳で、曲数が多いため長くなりましたが全曲解説終了です。
ハタチの頃に構想したアルバムを30歳になってやっと形にできたということで、まぁ色々複雑な思いもありますが、それなりにいい作品に仕上がったと思うので良かったです。
せっかくなのでこちらのライナーノーツ読んでいただいた上で、また繰り返し聴いていただけると嬉しいです!
長文を最後までありがとうございました。









